建築物構造評価(任意)について

建築物構造性能評価申請要領

※特に検討を要する建築物、工法・設計法等について技術評価を取得する場合の性能評価申請要領(任意評価)

建築物構造評価(任意)の構造評価委員会

平成14年10月24日 制定
令和2年11月9日 改訂

設計者・申請者の皆様へ

日本ERI株式会社 評定部

素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
さて、日本ERI構造評価委員会は、新型コロナウイルスの影響を鑑みて、当面の間は、対面形式の委員会を取りやめ、書類審査とさせて頂きます。
これにより、委員会へのご出席は不要です。
主な変更点は、頁-3-の「~審査申請及び任意の構造評価の流れ~」および、頁-8-の「【構造評価委員会の開催】」の部分となっています。
ご確認頂きますようお願い申し上げます。

建築物構造性能評価委員会
業務適用範囲、審査申請手続き、構造評価の流れ

建築物構造性能評価委員会

建築物構造性能評価委員会(以下「構造評価委員会」と省略)で実施する任意の構造評価の業務範囲、審査申請手続き及び構造評価の流れを簡単にご説明いたします。
ここで表紙の構造評価委員会の委員は、下記の時刻歴応答解析建築物の性能評価を行う超高層建築物構造性能評価委員会(以下「高層評定委員会」と省略)で構成しています。
案件の審査において、構造評価委員会は、原則として7名で構成します。なお、案件に応じて構成委員を増減するこがあります。

「日本ERI構造評価委員会」の構成

委員長
河村 壮一(前芝浦工業大学客員教授)
副委員長
福田 俊文(元建築研究所)
委 員
安達  洋(日本大学名誉教授)
長田 正至(前横浜国立大学大学院教授)
原  孝文(日本ERI株式会社 取締役)
深田 良雄(日本ERI株式会社 技術顧問)
山本 幸正(日本ERI株式会社 評定部長)

参考 時刻歴応答解析建築物の性能評価を行う高層評定委員会の構成

委員長
河村 壮一( 前 芝浦工業大学客員教授)
副委員長
福田 俊文(元建築研究所)
委 員
安達  洋(日本大学名誉教授)
長田 正至(前横 浜国立大学大学院教授)
原  孝文(日本ERI株式会社 取締役)
深田 良雄(日本ERI株式会社 技術顧問)
翠川 三郎(東京工業大学名誉教授)
山本 幸正(日本ERI株式会社 評定部長)
専門委員
北村 春幸(東京理科大学教授)
笹尾  光(前法政大学非常勤講師)
腰原 幹雄(東京大学教授)
野口 弘行(前明治大学専任教授)
元結正次郎(東京工業大学教授)
松井 正宏(東京工芸大学教授)

業務範囲

高さ60m以下の建築物で、政令に定める通常計算(政令82条保有水平耐力計算、82条の5限界耐力計算)を用いているが、特に検討を要する場合等について審査し、任意の構造評価いたします。
例えば

  • 地盤がらみで検討を要するもの
  • 特異な形状
  • ペンシルビル
  • 制震部材を構造システムに組み込んでいる場合
  • 計算内容が従来の保有耐力計算を時刻歴応答解析で裏付ける場合
  • その他の理由により検討を要するもの

また、政令138条第1項に規定する工作物で、擁壁及び高さ60m以下の煙突、サイロ、風車等についても審査し、任意の構造評価いたします。
その他、建築物・工作物の工法、設計等に関する任意の構造評価も行います。

審査申請及び任意の構造評価の流れ

任意の構造評価の標準的なフローを示します。詳細については、次ページ以降をご参照ください。

※1
委員会開催回数は、案件に応じて増減することがあります。
※2
資料提出部数は、案件に応じて増減することがあります。
※3
「構造評価書」受領後、概ね1ヶ月以内に最終版の構造設計概要書をバラで2部ご提出ください。製本後、1部をご返却します。

事前相談

事前相談票

いつでも、お気軽にご相談ください。
電話、FAX、メール、ご来社など、いかなる方法でも構いません。ERI評定部にご一報ください。
また、様式類をメール、郵便など皆様の都合にあわせて送付いたします。

ERI 評定部
住所 〒107-0052 東京都港区赤坂8-10-24住友不動産青山ビル南館4階
連絡先 TEL:03-5775-2405
FAX:03-5775-2441
お問い合わせはこちら
アクセス方法
地下鉄 銀座線、半蔵門線、大江戸線
 青山一丁目駅(4番)より、乃木坂方面へ徒歩5分
地下鉄 千代田線
 乃木坂駅(3番)より、徒歩6分

平成25年1月よりERI大阪支店 評定部を開設し、関西エリアにおいても、事前相談を承ります。

ERI 大阪支店 評定部
住所 〒541-0053 大阪市中央区本町3-5-7 御堂筋本町ビル2階
連絡先 TEL:06-6265-3560
FAX:06-6265-3535
お問い合わせはこちら
アクセス方法
地下鉄 御堂筋線
 本町駅 3番出口直結

委員会開催日

構造評価委員会開催日をご案内いたします。なお、構造評価委員会は、原則として、時刻歴応答解析建築物の標準的な新規案件および変更案件の性能評価を行う高層評定委員会 (小委員会)と同日に開催いたします。

(1) 構造評価委員会 ※高層評定委員会(小委員会)と同日の開催、部数は8部
日  程  ※原則として第1、2、3、4水曜日
2020 1 1/8 1/15 1/22 1/29
2 2/5 2/12 2/19 2/26
3 3/4 3/11 3/18 3/25
4 4/1 4/8 4/15 4/22
5 - 5/13 5/20 5/27
6 6/3 6/10 6/17 6/24
7 7/1 7/8 7/15 7/22
8 8/5 - 8/19 8/26
9 9/2 9/9 9/16 9/23
10 10/7 10/14 10/21 10/28
11 11/4 - 11/18 11/25
12 12/2 12/9 12/16 -
2021 1 1/6 1/13 1/20 1/27
2 2/3 2/10 2/17 2/24
3 3/3 3/10 3/17 3/24

注)第1、第3の委員会開催は、件数によっては、下表(2)と同日にさせて頂く場合がございます。

(2) 参考 高さ60mを超える建築物および難易度の高い新規案件の「高層評定委員会」
日  程  ※原則として第1、3木曜日
2020 1 1/9 1/23
2 2/6 2/20
3 3/5 3/19
4 4/2 4/16
5 5/8(金) 5/21
6 6/4 6/18
7 7/2 7/16
8 8/6 8/20
9 9/3 9/17
10 10/1 10/15
11 11/5 11/19
12 12/3 12/17
2021 1 1/7 1/21
2 2/4 2/18
3 3/4 3/18

評価手数料一覧

評価手数料一覧を示します。なお、「評価手数料」は、第1回委員会開催日から、原則1ヶ月以内にERIへ振込みをお願いします。また、構造評価書発行後に、最終版の構造設計概要書をバラでご提出頂きます。
製本費用」は、製本後に製本の依頼会社より、直接費用を請求させて頂きます。

〈新規案件〉

・評価手数料

(1) 建築物

(単位:円 税抜き※)

建物の延べ面積 手数料
床面積の合計が500㎡以内のもの 400,000
床面積の合計が500~3,000㎡以内のもの 700,000
床面積の合計が3,000~10,000㎡以内のもの 1,000,000
床面積の合計が10,000~50,000㎡以内のもの 1,300,000
床面積の合計が50,000㎡を超えるもの 1,700,000

(2) 工作物

(単位:円 税抜き※)

評価の内容 手数料
擁  壁 400,000
煙突・サイロ・風車等(高さ60m以下) 700,000

(3) その他

(単位:円 税抜き※)

評価の内容 手数料
工法・設計法等の技術評価 個々に算定

※適用税率は、評価書発行日の消費税率となります。

・製本費用

製本用として最終版の構造設計概要書を2部(1部返却、1部ERI保管用)ご提出していただきます。製本は様式を統一するために当社で行わせていただきます。 返却分の費用(¥6,000+消費税 / 冊)のみご請求させて頂きます。返却部数を2部以上ご希望の場合はご連絡ください。

〈計画変更の取り扱いに伴う手数料〉

任意評価書発行後の計画の変更について、以下の通り対応いたします。評定部にご相談願います。

(1)
委員会開催の必要がない場合
建築物等の規模に係らず、一律100,000円(税抜き金額)
(2)
委員会を開催し、委員による審査を実施する場合
変更申請一回につき、新規申請手数料の二分の一
(3)
大幅な設計変更等により再審査を実施し、構造評価書を発行する場合は新規申請扱い

なお、変更後の審査の流れについては、(1)に該当する場合は委員会の開催はなく、評定部内部の審査を随時実施いたします。(2)、(3)は新規と同等の手順となります。

審査基準

構造評価の審査は、建築基準法令、その他の技術基準に照らし審査いたします。

構造評価申請

構造評価委員会開催希望日の2週間前までに、構造評価が必要な理由等を明記した任意評価申請書(ERI-構評第01号様式)をERI評定部に提出していただきます。
その際に簡単なA3版もしくはA4版サイズの建築図面:平面図、立面図、断面図を添えていただきます。

構造設計概要書

構造評価委員会には、構造設計概要書を8部提出していただきます。
案件の特殊性から構造設計概要書の書式の固定はしていません。
参考として、保有水平耐力計算+時刻歴応答解析の場合の構成例を示します。
建築物の場合は、構造設計概要書の巻頭部分に、下記の①、②の書類をとじ込んで下さい。また、案件の特性に応じて、③~⑥を適宜、綴じ込んで下さい。各様式は、e-mailなどの方法で、お手元にお届けいたします。

構造設計概要書の構成例(保有水平耐力計算+時刻歴応答解析の場合)

  • 表紙
  • ①任意評価申請書写し(ERI-構評第01号様式)
  • ②パースまたは模型写真
  • ③建築物概要及び構造概要(ERI-構評第10号様式)
  • ④構造検討概要(ERI-構評第11号様式)
  • ⑤振動解析検討概要書(ERI-構評第15号様式)
  • ⑥建築物の構造評価項目(ERI-構評第12号様式※検討内容はERIで作成します
  • 目次
  • 本文
    • 1章 建築設計概要書 ※
    • 2章 構造計画概要書 ※
    • 3章 構造設計概要
    • 4章 地盤調査概要・入力地震動概要
    • 5章 時刻歴応答解析概要
    • 6章 その他
      ※委員会時は図面A3版(意匠・構造)を折り込まず別冊でも差支えありません

構造設計概要書の提出部数、提出日

構造設計概要書を構造評価委員会開催日の前日午後4時迄にERI評定部に8部ご持参、あるいはお届け下さい。なお、資料提出部数は、案件に応じて増減することがあります。

構造評価委員会の開催

〈第1回委員会〉

委員会の開催は、当面の間対面形式でなく、各評価員へ構造設計概要書を送付し、書類審査とさせて頂きます。
従いまして、委員会のご出席は不要です。
設計者様への各委員の質疑の送付については、審査・取りまとめの関係上、委員会開催日から1週間程度で質疑をメールにて送付いたします。

次回の構造評価委員会までに、指摘事項回答書(議事録)、必要に応じて、追加検討書、訂正される資料(訂正資料)を事前に、評定部と打ち合わせさせていただきます。
なお、第1回構造評価委員会終了後、評価手数料の請求書を送付させていただきます。

〈第2回委員会〉

申請者、設計説明者の方は、第1回構造評価委員会の指摘事項回答書(議事録)、必要に応じて追加検討書、訂正された資料(訂正資料)を第1回構造評価委員会時と同じ部数を準備して、概ね1ヶ月後の第2回委員会で審議させていただきます。
委員会の開催は、当面の間対面形式でなく、各評価員へ構造設計概要書を送付し、書類審査とさせて頂きます。
従いまして、委員会のご出席は不要です。
設計者様への質疑の送付については、審査・取りまとめの関係上、委員会開催日から1週間程度で質疑をメールにて送付いたします。

〈委員会終了後〉

第2回構造評価委員会で決裁された案件(委員会開催回数は、案件に応じて増減することがあります)の場合、第2回委員会の指摘事項回答書(議事録)、必要に応じて訂正資料等をERI評定部に送付いただきます。その資料をERI評定部から、各評価員に送付し、最終的な承認を得ます。

構造評価書

構造評価委員会の最終的な承認後、構造評価書(ERI-構評第02号様式)を発行いたします。
評価手数料は、第1回委員会開催日から、原則1ヶ月以内にERIへ振込みをお願いたします。この時点までに、振り込まれていない場合、構造評価書が交付できないことがあります。
また、構造評価書が発行された案件については、構造評価書の写し、追加検討書、指摘事項回答書(議事録)を、最終版の構造設計概要書に綴じ込んで2部作成し、評価書発行後1ヶ月以内を目途に評定部にバラで提出していただきます。 最終版の製本は様式を統一するために当社で行います。製本代として、返却分の費用(\6000/冊・税別)のみご請求させていただきます。

申請取下げ及び審査延期の手続き

申請者の都合により、審査途中で申請を取下げる場合は、申請取下げ理由を明記した申請取り下げ届(ERI-構評第6号様式)を提出していただきます。

※詳細は、印刷用PDFを参照ください