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スタッフインタビュー

弊社スタッフへインタビューを行いました。

船田 昌詩さん 船田 昌詩さん

前職、転職動機、入社の決め手について

「将来の安定」と「キャリア形成」の両立を踏まえると、日本ERI 一択だった。

 日本ERIは3社目の会社となります。1社目は新卒で入社した意匠設計事務所で数ヶ月、2社目は構造設計事務所で約5年勤務しました。いずれも将来に対する不安が転職のきっかけでした。特に2社目では、結婚を機にキャリアと労働環境の両立を強く意識するようになり、審査業務に興味を抱きました。その後、一級建築士の資格取得と共に日本ERIに入社。前職、前々職での経験で審査業務を行う会社があるのは知っていたのですが、日本ERIは民間確認検査機関のパイオニア且つクリーンな労働環境が整っており、私が知る中で、将来の安定とキャリア形成の両立が実現できる唯一の会社でした。

船田 昌詩さん

現在の仕事、ミッションについて

構造分野の知識・経験を活かし、より広く世の中に貢献。

 入社後9ヶ月間は本社部門にて構造審査業務を担当、その後は宇都宮支店の確認部に異動し、構造審査業務を中心に担当しております。もともと災害に心を痛めて「構造の分野」を志した過去がありますので、会社が変われど建物に向き合う姿勢や使命感は変わりません。ただ、設計事務所の場合は、木造、鉄骨造、RC造など、いずれかの構造に特化していることが多かったのですが、審査する立場となると、その全てを網羅しなければならない。日々の勉強は欠かせませんし、度々の法改正もありますので、情報収集にアンテナを張ることも必要です。

ベテラン世代が引退した後の土台をつくるために。

 今、私に求められているのは、次世代メンバーの育成と、自身の業務領域拡大です。これまでは、構造審査業務をメインで担当してきましたが、ベテラン世代の引退が控えているとなると、ずっとこのままというわけにはいかない。まずは、カーボンニュートラルの実現に向けた省エネ業務に力を入れるべく、出来ることから着手し、自身の業務領域を広げていくとともに、新しく得た知識や技術を若手世代に引き継いでいきたいと考えています。

実際に働いてみた感想

元設計者であることの強みを、十二分に発揮できる。

 現在は、設計者の方がお客様という立場。以前は、なぜこの設計方法なのか、なぜこの数値を使用するのか、どうして検討が必要なのかなど、設計業務と建築基準法との結び付きが不明確だったのですが、両面の立場を経験できたことで、お客様の気持ちを察しやすいことに気付きました。「この設計図書ではNGです」と言うのは簡単ですが、それでは何も進みません。設計者が何を思うのかまでを配慮し回答する必要があるのですが、コミュニケーションを重ねるたびに、元設計者であるという強みを発揮できていると実感しています。

船田 昌詩さん

率直に、思いきって転職してよかった。

 普段から過度な残業はなく、水曜日はノー残業デー。休日も充実しており、有給休暇も気兼ねなく取得できるというのは、転職前には考えられなかったこと。家族との時間を確保できるほか、週2~3日ほどジムにも通っており、プライベートもしっかりリフレッシュしています。建築業界は、いまだに体力的にタフなイメージが残っていますが、作り手とは別の形で建築業界に携わる仕事をしていきたいという方に、ぜひお勧めしたいです。

職場環境について

同じ得意分野を持つ仲間がいることが、嬉しい。

 現状、宇都宮支店は若手社員が豊富、構造審査担当者は同世代は少なめですが、全社規模で見ると構造分野で活躍する社員はゴロゴロいます。みんな穏やかでありながら、頼りになる人が多く、年に一度の全体構造会議や、定期的に開催している構造ブロック会議も働く上で楽しみの一つ。何より、自分の得意分野で語り合えることが嬉しくて仕方ない。また、支店内も部署の垣根を越えていろんなポジションの社員と接することができるのも特徴的。堅苦しい上下関係もないので、中途入社でも壁を感じることなく馴染めました。

今後の目標について

支店内だけでなく、会社全体に影響を与える存在になりたい。

 ミッションのお話の続きになりますが、次世代メンバーの育成と、自身の業務領域拡大についてもう少し視野を広げて言うならば、いままでの紙申請での方法を見直し、電子化を最大限活かした業務体制の確立にも取り組む必要がありますし、自身の得意分野である構造審査の領域に関して、全社員を対象とした構造審査知識の底上げなど、研修や勉強会を通じた組織全体の技術向上にも貢献していきたいです。

船田 昌詩さん
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