

前職、転職動機、入社の決め手について
入社前から好印象だった理由。
前職では、設計事務所で木造住宅の設計補助を行っていました。結婚と一級建築士の資格取得を機に、私が思い描いたのは、私生活とキャリアアップを両立できる職場環境。前職では残業が多く土日に出勤することもあったため、転職を決意しました。そこで見つけた求人が日本ERI。実は、前職でも住宅の確認申請を日本ERIに依頼したことがあり、良質な対応が社内でも噂になっていました。さらに、友人がすでに日本ERIで勤務しており、さらに私の配偶者も設計者の立場で日本ERIに確認申請を依頼した際に好印象を持っており、二人とも転職先として賛成してくれたことが何よりの励みになりました。建築法規にも興味があったため、日本ERI以外の選択肢は考えなかったです。

現在の仕事、ミッションについて
各種審査を通じて、様々な建築物を担当。
入社後は、ずっと金沢支店で、申請された物件が建築基準法等の法令に適合しているかを確認する審査業務や、省エネ適合性判定の審査業務を行っており、戸建住宅から再開発事業まで幅広く担当しています。最近では、業務領域を広げていこうという会社の方針もあり、意匠メインの審査担当者が構造審査に携わったり、技術サポート職の社員が審査業務に関わるなど、各担当が新しいことへチャレンジをしているので、主査としてそのサポートも行うよう努めています。
ファーストミッションは、“みんなのためになる”組織マネジメント。
現在は審査業務に加えて決裁業務、新人育成、支店業務の効率化・円滑化を考えるなど、実務以外で「みんなのためになる仕事」に取り組んでいます。たとえば本社で開発したツールを活用し、誰がどの案件を担当しどのような進捗状況か見える化したり、週に1度、30分程度で気軽に会話できる時間を部署内で設けたり、「コミュニケーション」をキーワードに様々な取り組みを行っています。今までは各々が担当業務に専念している環境でしたが、オープンになれば協力意識も生まれて、連携もしやすくなる。結果的に、業務効率化だけでなく、より良い雰囲気づくりにも繋がると信じています。
実際に働いてみた感想
仕事も家族も大切にできる生活を継続中。
転職時に期待していたワークライフバランスについては期待通り。土日祝もしっかりお休みできますし、仕事の調整ができていれば平日の有給取得も可能です。また、私が入社する前から女性が活躍する風土があることは知っていたのですが、入社後に二度、産休育休を取得しました。実際に産休育休を取得し職場復帰してみると、改めて女性が活躍できる職場だなぁと実感します。

自分自身がゴールに導く仕事だからこそ、まだまだ成長できる。
審査業務ということで、入社前は「答えが明確にある仕事」だと考えていました。しかし実際は、それ以外の取扱い等も踏まえ総合的な判断をするスキルが必要。法改正もあり、業務領域が広がれば当然、知識のアップデートが欠かせません。一方で、日本ERIは豊富な情報を収集できる環境や研修等の教育環境が充実しており、日々の頑張りが技術力に直結します。新しい挑戦の機会もたくさんあるので、技術者としての成長を日々実感できるという意味では、期待以上でした。
職場環境について
全国に支店があることの強みは、私にとっても言えること。
入社したての頃は分からないことばかりで、周りの先輩方にたくさん助けていただきました。質問には根拠を持って答えること、逆に根拠がないことを指導しないことなど、審査の基本・教育の基本も教わります。私は金沢支店でしか仕事をしたことがありませんが、他支店から金沢支店に応援などで来る社員もいます。やはり地域によって建築物の考え方は違いますし、これまで私が経験してこなかった「応用」があることを知るきっかけになるため、支店内外の諸先輩方からよい刺激をたくさんもらい、自分自身の仕事やメンバー育成に役立ててこれたと感じます。
今後の目標について
10年後、20年後、必要とされ続ける存在であるために。
確認申請が電子化されて来ているように、審査の知識以外にも、時代のニーズに合わせた動きや取り組みが必要になっています。これまでのやり方を見直し、新しい仕組みや方法にチャレンジしていく姿勢がなければ、業務領域を広げるどころか限定されてしまうでしょう。一方で、どれだけ時代が変わっても、“変わらないこと”があります。対お客様、対同僚とのコミュニケーションを大切にし、良好な関係性を築くということです。電子化が進む昨今であれば、それはなおさらのこと。お客様ならば「日本ERIに依頼してよかったね」と、同僚であれば「日本ERIで働いていてよかったね」と、そう言われるような環境づくりに努めたいです。
