法適合状況調査について

法適合状況調査業務(ガイドライン調査)のご案内

  • 「法適合状況調査」は、検査済証のない建築物で確認申請が必要な増築や用途変更等を予定されている場合に、既存不適格調書の一部として利用することができる調査です。
  • 国土交通省が策定した「検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関を活用した建築基準法適合状況調査のためのガイドライン」(平成26年7月2日 国住指第1137号)に基づき、依頼者から提出いただいた図書等に基づき、日本ERI株式会社が書面及び現地調査を行い、建築当時の建築基準関係規定への適合状況を確認します。

1.調査をご検討される方々へ(必ずご確認ください)

  1. 調査の対象
    • 検査済証を取得していない建築物で、確認申請が必要な増改築等を予定している建築物に限ります。
    • 確認済証を取得していない建築物の調査はお受けしていません。(行政へのご相談をお願いします)
    • 建物の所在地によっては、お受けできない場合があります。
  2. 特定行政庁への事前確認
    • 建物の所在地を所管する特定行政庁(都道府県の場合と市町の場合があります)に本調査の有効性、必要事項についてお問い合わせください。
    • 特定行政庁により取扱いが異なります。
  3. 調査の方法
    • ご準備いただいた図書等に基づき、書面調査及び現地調査を行い、法適合性を判定します。なお、調査の一部を外部委託することがあります。
    • 調査の流れは こちらをご覧ください。
    • 当社では、図書の復元、コア抜き等の建物躯体調査は⾏っておりません。コア抜き等の建物躯体調査が必要となる場合は当社グループ会社ERIソリューション で承っておりますのでご検討ください。

関連情報へのリンク

2. お問い合わせ

  • 調査をご希望される物件の概要と連絡先をお聞かせください。
    ※伺った情報は本件調査においてのみ利用させていただきます。
    1. 電話(0120-977-343)
    2. HPからのお問い合わせ
  • お伺いしたい内容
    1. 報告書の使用目的
    2. 調査の対象となる建築物の概要(建物所在地、建物用途、規模等(構造、階数、延べ面積)、建築時期
    3. 特定行政庁へのご相談とその結果
    4. 調査を希望される内容(特に構造関係規定について)
    5. 提供いただける図書等
    6. 調査のご希望時期
    7. お客様の連絡先

3. 法適合状況調査に必要となる図書等(詳細についてはご相談ください)

  1. 依頼書、委任状
  2. 特定行政庁との相談記録
  3. 確認申請書副本他
  4. 工事関連図書
  5. その他定期報告書(対象物件の場合)など

4. その他

当社グループ会社ERIソリューションでは、既存建築物について遵法性調査を行っております。こちらもご検討ください。

法適合状況調査 遵法性調査
根拠
  • ガイドライン
    (2014年7月2日 国住指第1137号)
  • 関係者合意に基づく任意の調査
対象
  • 検査済証のない建築物等で確認申請の必要な増改築等を予定しているもの
  • 左記以外
    ただし、所管行政庁が遵法性調査(建築士による調査)を確認申請等の添付図書として容認する場合は左記にも利用できる。
  • 既存建築物等の売買、投資、融資、保有物件のコンプライアンス等
調査の範囲
  • 原則として建築基準法に関する事項のすべて
    (法20条(構造耐力)にかかる事項を含む)
  • 調査項目は選択可能
    (原則法20条(構造耐力)にかかる事項は含まない)
執行機関・会社 日本ERI株式会社 株式会社ERIソリューション